今日(2月21日)の産経新聞の「社説検証 -高校の新指導要領案―」が面白い。
新設の「歴史総合」は、近現代を中心に日本と世界の関係を複眼的に捉える必須科目で、わが国の歴史への理解とともに、愛情を深めることが目標として明記されています。
これに対し産経社説は「戦後教育に欠けていた点である。愛すればこそもっと知りたいという探求心も生まれよう」と改定の主旨に賛同し、また「先人が築いてきた歴史と文化に誇りを持って学べる教科書と授業につなげてもらいたい」と述べている。
産経の「検証」では、教科書や授業の改善に期待をこめた背景には、高校の現行教科書や授業で日本の行為をことさら悪く強調する自虐的傾向が強いことへの懸念があると述べている。
実に的を得た検証である。
一方、「朝日」や「東京」、「毎日」などの社説は当然ながら改定案に批判的である。ご興味ある方は
当会は特に「学び舎」の教科書が並外れて自虐史観、階級闘争史観に満ちたものであることを指摘してきた。また検定委員が自ら「指導要領に沿っていない」と述べているような教科書をなんとしても次回は外してもらいたいと訴えてきた。
これからもこの運動は続けていきたい(仁)。