7月25日の産経新聞の1面に、「教科書検定基準に新規定」「高校『歴史』偏向を防止」
というものがありました。
説明によると、近現代史などでバランスのとれた記述を求める現行基準では「南京事件の
犠牲者数」などの個別の記述が対象で、単元や題材は対象外であったが今回、単元や題材
ごとの内容に拡大することで、議論を特定の方向に誘導しないような教科書作成をうながす
というもの。
例えば、日露戦争の位置づけは大陸進出の本格化という一面的な視点での学習になりかねな
いが、検定基準の拡大により、アジア諸民族の独立や近代化運動を促した視点も加わり、多
面的な見方が育成されるとしている(仁)。
産経新聞記事⇒
https://www.sankei.com/politics/news/180725/plt1807250009-n1.html